130年の伝統をもつ昆布専門店
<沿革>
1892年(明治25年)
初代吹田良助(篤三)が二代目良助(英治郎)と共に大阪市西区靫下通り二丁目に昆布仲買商である吹田良助商店を創業。
1927年(昭和2年)
三代目吹田謙吉が東京市京橋区築地四丁目七番地に吹田商店東京支店を開設。
1948年(昭和23年)
株式会社吹田商店を設立。
1975年(昭和50年)
四代目吹田修一が代表取締役に就任。
2007年(平成19年)
五代目吹田勝良が代表取締役に就任。
2007年(平成19年)
店舗建て替え
2018年(平成30年)
築地市場が豊洲へ移転。
旧店舗
新店舗
<挨拶>
株式会社吹田商店は本年創業130周年を迎える昆布問屋です。
築地に構える唯一の昆布専門店として、長い間日本の食文化に欠かせない昆布を扱ってきました。
昆布は`肉` や`魚`などのように主役ではなくあまり目立たない立場の食材で、主役級の食材たちを輝かせるための脇役だと思う方が多いでしょう。しかし昆布の活躍はまさに主役級だといっても過言ではありません。その活躍を支えているのがうま味成分です。ご存知の方も多いと思いますがうまみは池田菊苗博士が昆布だしの味の正体を明らかにするために研究を始め、グルタミン酸が昆布だしの主成分であることを発見、そしてその味をうま味を名付けました。うま味は日本独特でありながら世界共通の公式用語にもなっています。
日本には縁の下の力持ちという言葉がありますが、昆布にまさにぴったりです。日本人の考え方、文化がすべて昆布に凝縮されています。
弊社も昆布という食材を通して料理人の方々や食卓を支えている主婦(主夫)の方々の縁の下の力持ちになれればいいなと日々、営業しています。
<活動>
鎖国を終わらせた明治維新からはや150年経ち、日本では多くの国の食文化が共存しています。イタリア料理、フランス料理、中華料理、韓国料理等こんなに多くの他文化の料理が食べられるのは日本だけだともいわれています。
このような時代の中で弊社は、改めて若い世代に日本の食文化の象徴 `昆布`に目を向けてほしいということで小学校等教育施設に出向き、昆布を使った食育授業を実施しています。
成長期のお子様とその保護者の皆様に、昆布をもっと知っていただき、栄養豊富な食材「昆布」を、「だし」として使うだけではなく、色々な料理の具材としても活用し食生活の向上と健康の増進に寄与することを目的としています。
食育教室にご興味ある方は遠慮なくご相談ください。
店舗での昆布教室の様子
小学校での食育教室の様子
<会社概要>
社名
代表者
業種
創業
所在地
取引銀行
加盟諸団体
会社経歴
株式会社吹田商店
吹田 勝良
昆布、若芽、椎茸、焼麩などの卸売、小売
明治25年
〒104-0045
東京都中央区築地4-11-1
TEL 03-3541-6931 FAX 03-3546-0303
三菱UFJ銀行 みずほ銀行
(社)日本昆布協会 東京昆布協会
明治25年大阪に於いて昆布仲買商として創業。
関東大震災後、築地市場開設と共に東京支店として現在の地に開店(昭和2年)。
昭和23年に株式会社吹田商店として改組。
以来、関西割烹料亭や料理店の需要に応ずべく、最上質の昆布の供給に努める。
また、顧客のニーズに応じて、その地の良品乾物の販売へも取り扱いを広げ現在に至る。